書初めと餅つき

ムーンワーカーズ作業所にとっては、初めての新年、あちこちの施設でも行われている「書初め」と「餅つき」を利用者、スタッフみんなで楽しんだ。

  • 書初め大会

お題といえば「今年の抱負」。そこはお決まりとなっているが、中身は人それぞれ。紙がなくなるまでたくさん書いた内の一枚を本人に選んでもらった。

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  • 餅つき大会

正月気分を盛り上げるには、欠かせない行事でしょう。“白”を2臼、“黒豆入り”を2臼ついたが、餅米が余ったので赤飯とちまきを作った。1月中旬まで餅米だけで過ごした人がいたとか…。

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年頭所感

ムーンワーカーズ作業所が開所して5ヶ月が経った現在、10人の利用者たちは作業所の内外で元気に作業に励んでいます。

入所当時、ほとんど無口だった人も次第に口数が増え、最初から口数の多かった人は相変わらずでしょうか。マイペースながらも、みんなそれなりに一生懸命でした。

食品のシール貼りや袋詰め等の作業を淡々とこなしてくれた人、イベントでパフェを作ったり、コロッケを売ったりしてくれた人、毎朝早くから南知多に出かけ、車に何杯もイモヅルを採ってきてくれた人、毎日毎日、イモヅルの選別やイモ洗いをしてくれた人、シールを作るため、何枚も何枚も金時イモの絵を描いてくれた人、出来た食品を持って、日曜日でも半田や一宮で販売応援をしてくれた人、畑作業をしてきたなかで、休みの日でも野菜の成長記録を採ってくれた人、老人福祉センターで40人以上の似顔絵を描いて、お年寄りを喜ばせてくれた人、作業所のゴミ捨てやトイレ掃除をいつもすすんでやってくれた人、 …などなど、色々な作業を一通りやってみる中で、共同作業で力を発揮する人、一人でこつこつやる人、人が持っていない才能を持っている人という具合に、利用者各々の特性や得手不得手が表れてきており、職員とのコミュニケーションもより親密なものになってきています。今後ともムーンワーカーズ作業所は、利用者の特性を活かして、より一層新しい作業にチャレンジしていきます。どうか本年も宜しくお願い申し上げます。

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ムーンワーカーズ一同