“ブレーメン・フェスティバル”へようこそ

10月20日(土)「声とアートで未来をつむぐ」と題して 名古屋東山動植物園 にて ブレーメンフェスティバルが開催されました。当作業所も参加模擬店41店のひとつとして参加させていただきました。先月号に掲載の「なっちゃん父の苔玉」「金時キャラ」「みんなで作った額」「はるちゃんのオリジナル絵葉書」等の作品を販売させていただきました。当日の朝は少し肌寒く感じましたが、日差しが心地よく過ごしやすい日になりました。

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動物園の来場者も多く場内は一時大混雑の状況でした。私たちのブースは偶然にも「インドサイ」舎のまん前、利用者‘かつくん’は背を向けて座っていたのに「サイ」が終始気になる様子、何度も振り向いているうち遂に「かつくんモード」に突入。「サイ」が糞をした後、走り回るのを見てもう楽しくてゲラゲラ。「やっぱ、サイは、くっサイわ~」の連発で「おやじ(?)」の仲間入り、私たちも「かつくんモード」を見てゲラゲラ、そうこうしている間に餌の時間が近づいているのでしょうか?おとなしくしていた「サイ」がまたスピードをあげて走り出し「かつくんモード」も絶好調、フェスティバルも絶好調、あっという間に終了時間、名残惜しいのですが「サイ に サイなら」を言いました。今回始めて参加させて頂いて他店の勢いに圧倒されつつも何とか無事に、そして個性的感覚でやり遂げられました。ここまで頑張れたのは作業所全員の努力と、関係者の方々のおかげだと感謝しております。関係者のみなさまお疲れ様でした。そしてありがとうございました。      (T)

がんじぃの農園自立支援

自分の農園から道具や肥料を提供するなど、これまで無償の精神でほんわか農園に貢献してくれたYさんに、本格的にこの農園をお任せすることになった。そんなわけで、手始めにYさんの農園に残っていた”しそ”を掘り起こし、ほんわか農園に移植した。同様に水溜も掘り起こして移植した。虫がわかないよう蓋付きだ。
さらに道具箱も掘り起こして移植した。疲れたときの腰掛にもなる。
そこで、以後Yさんのことを、植民地解放からインドを独立に導いたガンジーにあやかって、”農園自立の父がんじぃ”と呼ぶことにした。(半分ほんとの話?)

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土に混ぜた苦土石灰も落ち着いた翌週末、今度は醗酵鶏糞を混ぜ、マルチをかぶせてしばらく寝かせることに・・・。
ところでマルチって何?Wikiによるとマルチシートの効果は

・雑草の繁茂を押さえる

・土壌の団粒構造を維持する

・肥料の流亡を防ぐ

・地温の調節

・土壌の跳ね返りを防ぎ、

・収穫物の汚損防止や病害

抑制になる

・土壌からの水分蒸発を抑えるとある。でも、見た目ただの透明ビニールなのだが・・・。さらに、Wikiでは  黒色マルチ 地温上昇に効果があるが、マルチ自身の温度が高くなるため、葉焼けなどが発生しやすくなる。 透明マルチ:地温上昇に効果がある一方、雑草が繁茂しやすい。  色の違いには一長一短あるようです。

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(Sakai)

なっちゃん父の苔玉大作戦

なっちゃん父のひた向きなご提案により、ムーンワーカーズの新製品が誕生した。
ある日、「まりも」と「盆栽」がくっついたような 変てこな植物体を片手に、なっちゃん父は作業所にあらわれ、唐突に言った。
”み~んなで、これ作ったらお~もしろいでぇ!そ~んなよぉ *河童よりよぉ、よぉ~っぽどいい金になりゃせんか!?”

image020 *河童とは、内職作業で作っている垢取りボール

それにしても口が悪い、けど、やることは やってくれる人だ。そんなわけで、なっちゃん父指導による苔玉プロジェクトがスタートした。 苔はなっちゃん父の家のそばでゲット。
”こ~んなもんは、草取るより簡単に取れるわ”
採ってきた苔に水分&養分を与え、上にお好みの一本を差す。
”まぁ、てぇき当に苔を置いてなぁ、その真ん中にズボッとな・・・”
メッシュで包み込み形を整える。
”こうやってな、でっけぇおにぎりを作るわけよ”ビニールひもで固定する。
”ほんでなぁ、こーれにこいつをこーやって巻き付けてなぁ”
しばらくたってからメッシュをはずし、ミシン糸でぐるぐる巻く。
”ほぉれ、なつみぃ 見てみよ! 簡~単にできたやろ~”

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意外と簡単にできちゃうみたい!

 (Sakai)

ワクワクドキドキのエアーパーク

9月26日(水)ムーンワーカーズ作業所から9名の隊員(?)達は、航空自衛隊浜松基地 エアーパーク に行って来ました。

東名高速 浜松西インターを降りて基地は目の前、すぐに到着のはずでしたが、あまりにも広大な敷地の為、探し求め基地をほぼ半周、よりによってエアーパークは一番奥にあり、やっとの思いで辿り着きました。

基地に着陸したならここに来た一番の目的であるフライトシミュレーターの予約をして任務を成し遂げなくては・・・と展示格納庫に入ってびっくり!その中には戦闘機やヘリコプター合わせて19機が、「わー!すご~~い!!」の声、さっそく「T-2ブルーインパルス」のコックピットで二人の隊員?の記念撮影、「カッコいい~~!!」と かつ君 に歓声、でも緊張でなんか顔が引きつっているみたい。いよいよ次は浜松基地を離陸してから着陸するまで約10分の操縦体験が出来るフライトシミュレーター、ワクワクドキドキしながら順番待ち、そしてコックピットへ、体験を終えた人に感想を聞くと「まあまあ楽しい」「べつにー」とあまり気のない返事、皆さん初級の自動操縦であったからでしょうか?ちなみに筆者は 中級の手動操縦で3回着陸に失敗して落ち込んでしまいました。初めての経験なので仕方がないかな・・・。でも良い体験をさせていただきました。私的には天井から吊られていた「 ゼロ戦 」を見て更に心がブルーになりました。年なのでしょうか。

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私たちが館内を見学中にも練習機が何度も轟音をたてながら離着陸を繰り返していました。国防の為に隊員の皆さんは訓練をされているのでしょう。

見学も終わり、最後にジェット練習機の前で全員の記念撮影をしました。皆さんそれぞれが心に何かを刻み、考えてもらえればと思いつつ帰路につきました。

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               (T)