ソーラン・ダンス その後…

昨年10月から始めたソーラン・ダンスも、4ヶ月が過ぎようとしています。11月からは 、渋川福祉センターの部屋を借りて、ほぼ毎朝練習を重ねてきました。最初の頃は まともに踊れなかった人たちも少しずつ上達し、何とか流れを覚え動けるようになってきたようです。

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各人がもう少しレベルアップし、きちんとシンクロすることが目標になってきました。そんなに遠くない時期に、どこかのイベントでお披露目出来ればいいなぁ と思っています。     (H)

重いコンダラ

昭和の大横綱大鵬が亡くなり、お通夜の席で王貞治が別れの言葉を述べる様子が報道された。“巨人、大鵬、卵焼き”の真っ只中に小学生時代を過ごした私などは、号泣するよか術がない状況だ。

<タカアンドトシ的に>“おまえは星飛雄馬か”と頭をはたかれそうだが、そう言われるとさらに嬉しくなるお目出たい世代なのである。<綾小路きみまろ的に>“あ~、あれから40余年”星飛雄馬は変わらずとも世の中はすっかり変わってしまった。

ここからは憶測だが、ちゃぶ台をひっくり返して息子に暴力を振るう父の一徹は、とっくに逮捕されて刑務所暮らし。次に、親友と言いながらも*重いコンダラを牽かせ、竹刀で俺をシゴきまくっていた伴宙太も、暴行罪で逮捕された。そして、中学生のくせに平気で車を乗り回し、最近では車で建物を破壊しまくっている花形満は、道交法違反と器物破損罪で刑に服している・・・かも知れない。

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<星飛雄馬的に>“父ちゃん、俺は今モーレツに怒っているぜ。みんな捕まっちまったじゃないか”と本人も嘆いているに違いない。<わたし的には>“あの時代に戻りたいな~” そんな訳で次号では「巨人の星に学ぶ指導と体罰とのボーダー」を載せる予定です。    (Sakai)

*重いコンダラとは、図のような地均しローラーのことで、巨人の星の主題歌冒頭にある「思い込んだら・・・♪」の部分を「重いコンダラ・・・♪」と視聴者が勘違いしたことが由来。当時は整地とシゴキが同時にできる一石二鳥の道具であった。)

ちょっと一言インタビュー

今回お話をしてくれたのは、ほんわか通信3号で登場してもらった利用者のひとり かつくんこと かつとし君 41歳の好青年です。

当作業所から初めての一般就職となった2名のうちの1人です。昨年11月の就職以来、駐車場からカートの回収、床 トイレ 階段の掃除、そして手があけば商品の陳列整理や 届いた商品の開梱 と毎日大忙しで仕事をこなしています。

困った事はありますか と聞いてみると「狭い道具置き場に ほうき や 専用モップ が入っているのでどう使いこなすかに悩んでいます。とくに専用洗剤、消毒液を何処でどう使い分けるかが混乱してパニックになってしまいます。でも時々、ムーンワーカーの人が顔を出してもらえるから安心です。」との返事でした。

お店の人からは「“ぼちぼちやってもらえばいいから”と言ってもらえたので嬉しかったです。」と笑顔で話してくれました。

最後に「う~ん どうかなあ~ たぶんやっていけると思います。」と言いつつ5~6台のカートを忙しそうに方付けていました。

かつくん 頑張れ!みんな応援しているよ!       (T)