ノーベル賞に感動!

「青色LED」でノーベル物理学賞に輝いた三人の日本人。なかでもノーベル賞メダルを「ただの金属」と発言した中村修二教授が面白い。氏は10年程前からノーベル賞にもっとも近い男とTVなどで噂されていた。発明の対価をめぐり元勤務先の日亜化学を提訴した彼は、カリフォルニア大学での経験から、「米国では、優秀な人間はベンチャーを起こし、できの悪い人間ほど大手企業に行く」と日本の集団主義と高学歴優先体質を痛烈に批判した。気骨ある異端児、今もって健在。

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ノーベル委員会は三人の姿勢を、「受賞者たちは真実を求め、挑戦した。相当のリスクをとり、努力した。装置を手作りし、技術を学び、何千回も失敗を繰り返したが、絶望しなかった。最高水準にある実験室の芸術的な手腕だ」と絶賛し、「電気の恩恵を受けられない世界15億人以上の人々に光をもたらし、生活の質向上に寄与した」とその功績を評価した。今までの日本人受賞者で最高の評価といえる。

そして、世界中が絶賛したノーベル平和賞。パキスタンの17才少女マララさんは、私たちに無類のインパクトを与えてくれた。One child, one teacher, one book, and one pen can change the world.

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たった一人の挑戦と不屈の信念が、私たちの世界を変えられることを、今年のノーベル賞は証明した。来年は皆様にとっていい年でありますように!!

(Sakai)