モンテールへ工場見学 

 

9月11日(金)にムーンワーカーズの人達と車6台で岐阜県美濃加茂市にある洋菓子のモンテールの工場見学に行きました。モンテールでは着いてすぐにソフトクリームを見学までの待ち時間の間に食べました。とても美味しかったです。ここで作っている商品はエクレア、シュークリーム、ロールケーキなどがあり、それぞれ色々な味や形の違う種類があり、全部で1日に20万個くらい出荷するそうです。

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主 にセブンイレブンやイオングループのお店に出しているそうです。ローソンでも見かけたことがありました。中でも工場のベルトコンベアを使ったオートメー ションシステムに大変感動しました。仕事なので当然だとは思いましたが、私語なく真面目に取り組む従業員の人達の姿勢には驚きました。壁 に掛けてあった絵画に目を奪われました。ロールケーキの巻き取りやコンベアでの作業と梱包シール張りの仕事に驚きました。帰りの車のルートでは美濃加茂市 から可児市に出て、春日井市を通って高蔵寺方面で帰りました。とても楽しくて勉強になった一日でした。また機会があれば行きたい所でした。面白かったで す。皆さんお疲れ様でした。

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( 文:ミッチーさん  校正:K)

(*不適切な表現部分と不要だと思われる句読点を削除した以外は原文のまま掲載させていただきました。)              (H)

身土不二を目指して 

身土不二とは、食養の考え方において平たくいうと、
「身体(身)と環境(土)はバラバラではありませんよ(不二)」という意味です。身体は、食べ物を含め、さまざまなものを環境から取り入れています。

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空気、光、音、熱、湿気などなど…。
それほど、環境と身体は密接な関係にあります。
カフェムーンではお昼のお弁当の食材(特に野菜)は近隣で育てられたものをなるべく使用するようにしています。
また昨年から始めた貸し農園において自分達の手で種を蒔き野菜を作る事に力を入れています。
屋 内での作業が苦手な人でも畑作業になると率先して作業をしてくれたり、何も言わず手伝いをしてくれたりと意外と畑作業には興味深々な人が多いのが印象的で した。また自分の家でも野菜を育てている人や過去に学校で実習をした事がある人もいて様々な知識を持っているのも驚きでした。
こうやって自分達で収穫した野菜の味は格別で新鮮さはもちろん、手塩にかけて育てた分スーパーで買ってくる野菜とは一味も二味も違い、余計と美味しく感じるのでしょう。
今年の上半期においてはジャガイモ、トマト、ニンジン、ゴボウがたくさん採れました。お昼御飯用に調理して食べる他、近隣の福祉施設へのお裾分けや、ドライトマトやソースに加工したりして味わいました。

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今後は自分たちで作った野菜を使ったお菓子などを商品作りに取り組んで、バザー等で販売していきたいとみんなで考えています。
夏の暑さに負けて草刈り等がなかなか進まなかった畑作業でしたが、暑さも落ち着き過ごしやすくなってきたのでもうすぐサツマイモが採れるのを楽しみにしながら冬野菜の種蒔きの準備をはじめているこの頃です。
(Taka)

酒は百薬の長

私ごと、三十才初め頃、仕事によるストレスがたたり、不眠症からアルコール依存症に陥った。加えて肝機能障害も。そして、医師の指示でしぶしぶ酒を断ち、代わりに精神薬を服用するようになった。

ベンゾジアゼピン系精神安定剤、一般的な向精神薬である。ところが、薬で眠ることはできてもストレスは一向に減らず、数年間で煙草の本数が40本へと倍増した。それにも増して薬依存症になっている自分が嫌でたまらなかった。そこで、アルコール性肝障害度を示すγGTPが正常値圏に収まったことを機にドクターにこう切り出した。

「以前は酒がないと夜眠れなかった。今は薬がないと夜眠れない。どのみち飲まないと眠れないなら薬やめて酒に戻して下さい」と、ドクターはすぐに切り返した。「バカを言うな。急に薬を止めたら必ず反動が来るぞ」と、ムッと来た私は「バカはどっちだ!? そもそも石油から出来た物が体に良いわけがない、患者の意思を尊重しろ!」と、ドクターは「わかった、そう怒るな、じゃあ条件を出そう。まず、直ちに煙草を止めること!  それから少しずつ薬からアルコールに切り替えること。できるか?」続けて「酒は百薬の長、煙草は百害あって一利なし」と、私をなだめすかした。

今思えば、そのドクターとのフランクな会話からいろいろ教わった。①心身を狂わせる元凶はストレスである。②酒はストレスを取除く薬であり、かたや肝機能を犯す毒である。いわば諸刃の剣だ。③向精神薬は、一時的対処療法でありストレスは除去できない。また、常習すると薬依存症に陥り、ひいては脳を破壊する。

人間、とかく好きなことにかまけて、我が身の健康をおろそかにしてしまう。酒に限らず、煙草、ゲーム、性風俗、ギャンブルなどは依存症に要注意だ。だから、福祉の現場ではそれらのほとんどを禁止またはタブー視している。そして、ルールを守れない利用者を見つけるとすぐに精神科に連れて行く。これじゃあ医者の思う壺だ。彼らを薬漬けにしているのは何処のどいつだ!?福祉事業所の責任は保護者同等に重いことを我々は自覚しなければならない。

話は戻るが、あのドクターに言われてから二十余年、私は石油合成品(精神薬)を服することなく、米や麦や葡萄から造られた大自然の香り漂う酒を嗜みながら安眠の日々を送っている。

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そして、時々こう思う。そもそも、嗜好習癖を断ち切ることは間違った手段ではないだろうか。なぜなら、嗜好習癖は人間の根源的欲望だからだ。よって、それらを断つのではなくコントロールしていく、すなわち「毒を制して薬となす」方法を我々は学んでいくべきであろう。

 (Sakai)