農業祭&バーべキュー大会

4月2日(木)、ちーといさんと合同で「農業祭&バーべキュー大会」が開催されました。前日まで雨が続いたので心配していましたが、曇っていて風が少しあり肌寒く感じたけど、何とか雨も上がり予定通りに始めることができました。朝、職員の小塚さんと畑に行きブルーベリーの肥料とジャガイモの苗を下ろしました。約900坪の畑の向側には桜がほぼ満開の状態で綺麗に咲いていて、花見も出来て最高に気持ちの良い一日でした。

業祭という事で、前回に続いて ちーといの皆さんと一緒に運んで準備しておいたじゃがいも(男爵、メークイン等)やズッキーニ、ブルーベリー、イチゴの苗などを植えました。その後いよいよお楽しみ(僕だけ?)の食事の時間となりました。いくつかのバーベキューコンロの火がなかなか上手くつかず大変でしたが、しばらくすると火も安定してしっかりと焼けるようになりました。シェフの加藤さんの作ってくれたスープもとても美味しく、心も身体も暖まりました。

飲んで食べて、そして話しにも花が咲いて和気藹々と過ごしていました。楽しく過ごせて良かったと思います。肉も野菜も美味しくて最高でした。もう腹いつぱいです。満足した一日でした。ありがとうございました。

 ( 文:ミッチーさん  編集:H )

フィトンチッド

もうすぐ桜の季節がやってくる。ところで桜は何故いっせいに開花するの?と不思議に思ったことはないだろうか。一説によると、桜はお互いにフィトンチッドにより交信しているからだという。フィトンチッドとは、植物が常時発散している揮発性物質のことで、森林浴で人がリラックスするのもこの作用によるものだ。同時に殺菌力があることも証明されており、植物が傷ついた時により多く放出されることから、それを凝縮してアロマ精油として人間が利用している。

このようにヒトや微生物が感じ取るくらいだから、植物同士がそれを媒介として交信していてもなんら不思議ではない。さらに、川を挟んだ対岸の桜と開花時期がずれるのはフィトンチッドが風に流されやすいためだ、というところにも説得力がある。

人間にもこんな力があったらいいなと思う。以心伝心、いわゆるテレパシー。そこで、脳科学者は脳波という電磁波を、分子生物学者は細胞振動時の超マイクロ波を、はたまた物理学者は素粒子を持ち出してテレパシーの存在を証明しようとするも、どれも確証は得られていない。葉っぱの日常活動である光合成を未だ人工的に作り出せないのと同様で、いくら科学技術が進歩しても人間本来の力は植物に及ばないのだろうか。

ちなみに、我々が時同じく夕飯を食べるのは、人ん家が発散する気になる匂いヒトンチッドのためだ、とダジャレで締めくくろう・・・? (Sakai)

ブラジルの味 de 「せとマルシェ」

2月28日、3月1日の二日間、パルティせとで行われたイベント「せとマルシェ」にカフェムーンが出店。パルティせと既設店に加え、工芸品や飲食物などイベント出店約15店舗がところ狭しと軒を並べる中、カフェムーンは題してブラジルの味 Salgados**(サオガドス) を試食販売しました。

標題にリンクしてスタッフは職員パトリシアと友人マウリシオを主軸に、カフェムーンで就労するゆかさんとしゅうへいくんが連日で担当、さらに、Radio SANQの皆さんと顔なじみの“なう”さんも呼びこみ隊として応援してくれまし た。初日は晴天に恵まれ、一間四方のテント脇で風になびくのぼり旗が道行く人の目を引き付けてくれましたが、二日目があいにくの雨と昨日にも増した強風 で、建物エントランスにへばりつくよう張った風除けの中で身をかがめながらも必死で販売していました。

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日本語力はマウリシオが概ね50%、パトリシアが約10% 程度ですが、それでも本場ブラジル人が店頭にいることがお客さんの興味をそそるためか、ポンデケージョ(チーズたっぷりのもちもちパン)とコシーニャ(チ キンフレークたっぷりのコロッケ)、キビ(ひき肉そのものブラジル風ハンバーグ)をセットにしたランチパックがばりばり売れて、スタッフのモチベーション が急上昇する場面が多く見られました。ただ、そんな時にかぎってレジがエラーを起こしてしまい、お釣りを返せないままぷしゅーんと意気消沈。そしてすかさ ず“なう”さんが「エラーいことになって顔がまっサオガドス」と得意のギャグを入れて場を持たし、一方でお客さんがムースを手に取り「パッションフルー ツって何ですか?」との問いかけに「直訳すると情熱果物ですね・・・」と訳のわからん会話に場が賑わっていました。“Obrigado por visitar-nos muitos” たくさんのご来店ありがとうございました。             (Sakai)

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そもそもは昨年、主催側のラジオSANQに私が出演し、ポンデケージョをはじめとするSalgadosをプロパガンダしたことが出店のきっかけでした。やれやれ、イベントも無事終わったかと思いきや、さて3月22日が本命のイベントですよと言われ、私たちは準備におおわらわです。 ”Esperamos muito da sua visita” またのご来店を願っております。

**Salgados(サオガドス)は、Google翻訳では塩漬け、塩辛いもの。対してDoces(ドウセス)はキャンディ、甘いもの、いわゆるスウィーツのこと。ブラジルでは、惣菜、デザート菓子類をすべて塩味か甘味かの2種類に大別します。ちなみに、ケーキ類はDocesですが、チーズケーキはSalgadoです。

(Patricia)

 

第4回 節分豆まき&恵方巻き作り

2月7日(土)ムーンワーカーズ作業所でも年中行事となりつつある豆まきと恵方巻きづくりをしましたので、その時の様子を写真とともにお伝えします。

まずは豆まき、当作業所では、豆まきには皮付きの落花生を使います。まいたあと回収し、皆でおいしくいただけるようにとの考えからです。日頃のリサイクル広場での作業から学んだ経験が、こんなところにも生かされて(?)います。

今年、鬼役を引き受けたのは職員のMさん。途中から鬼からの逆襲もあり、楽しい豆まきとなりました。

性陣が豆まきで家庭内の安寧を願う一方で、女性陣は恵方巻きづくりの準備を進めました。恵方巻きに入れる具材(卵焼き、キュウリ、カニカマボコなど)を、ちょうどいい大きさにカットして、一人分の分量をお皿に盛りつけてくれました。

豆まきも一段落したあと、いよいよ恵方巻きづくりです。

各自、巻きすの上にまずは海苔を置き、その上にすし飯をスプーンを使って薄く延ばします。具材を思い思いにアレンジして置いたら、あとはクルクル巻いて出来上がり! ひとり2本ずつ作った恵方巻き、自分で作るとやはり思い入れもおいしさも格別のようで皆おいしそうに食べていました。                   (M)

教育か調教か?

「パブロフの犬」は、犬にベルを鳴らしてから餌を与えることを繰り返した結果、ベルを鳴らしただけで唾液を出すようになったという有名な実験だ。つまり、動物には、生まれつきの本能行動(無条件反射)に加え、学習によって新たな適応行動(条件反射)が備わることを証明した実験である。パブロフ説によれば、本能、適応の両行動とも定型的で無意識の反射連鎖に基づくものだとしている。

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また、これらの行動の成果として生理的報酬(食欲、性欲、睡眠欲などを充たす)がもたらされることが条件となっている。調教の原理がそこにある。

「人間には教育、動物には調教」との認識が本来であるが、時に人間に対しても調教が必要だと私は考えている。なぜなら人間もまたヒトという動物だからである。ただし、ヒトは他の動物とは桁違いの学習能力を持っているため、その分、生理的報酬を得るための適応行動が複雑高度化し、ひいては生命を維持するための報酬が、逆に命を脅かすものになることもある。

たとえば、喫煙や飲酒がイライラを解消すると教わり、それらを常習するようになったが、やめたくてもやめられない人。このような依存症の人はどこにでもいるが、節度をわきまえないと命が縮まることを今さら再教育しても、既に適応行動が出来上がっているため体がいうことを聞かない。したがって、それを克服するためには古い反射連鎖を一旦断ち切り、新しい反射連鎖を作り直す必要があるのだ。すなわち、再調教である。医学界ではそれを「条件反射制御法」と呼び、既に薬物依存症等の治療に取り入られている。

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ところで、朝に一日分の食べ物を与え「朝三暮四」で食べなさいと日々言い聞かすも、いつも「朝七暮零」になってしまう利用者がいる。今彼に必要なことは教育か**調教か・・・?

**人間に対して調教とは何事か?との一般的ご批判はごもっともですが、それは「条件反射制御法」という非日常の世界をご存じない方のおごりだと思います。悪しからずご理解ください。

Sakai

餅つき大会開催

いもので、新年もちつき大会も4度目となりました。昨年は ちーとい さんに場所を移しての大会でしたが、今年はムーンワーカーズ作業所の駐車場で、1月9日(土)に行われました。

楽しみにしていただけあって、11時頃から始める予定でまだ全然準備も出来ていないうちから、みんなが駐車場に出て来はじめ、風の強い寒い日にも関わらず、閑静な住宅街が一気に賑やかになりました。

十時過ぎにやっと臼にお湯を入れ準備が始まりました。作業所の中では、もち米を蒸す作業が着々と進められていました。

ーとい の皆さんも到着され、もちつきの準備も完了して、いよいよスタートです。

んなで楽しく順番に杵を餅に振りおろして、今年最初の縁起物の儀式を、真剣に一生懸命に杵を握って笑顔で餅をつきました。心に残るほほえましい光景に思わず気持ちが癒されて、ふと気づくと大きな声で「よいしょ!よいしょ!」と掛け声が出ていました。途中、坂井さんがついている途中で杵が折れてしまいハプニングがあり、新しい杵を買ってくるまで中断というハプニングが発生、思わず笑ってしまいました。つきあがった餅は、作業所の部屋でのりを巻いたり砂糖醤油や大根おろしをつけたり、いちご大福を作ったりして食べました。シェフの作ってくれた豚汁もとてもおいしく、大満足の1日となりました。寒い日でしたが心も身体も暖まりました。みなさんお疲れ様でした、ありがとうございました。

 ( 文:ミッチーさん  編集:H )

願い事 叶うといいな!

1 10日(土)、利用者と職員合わせて12名で、昨年1年の感謝を捧げると共に新年の無事と平安を祈願する為、田縣神社に出かけました。予定より早く11時前に到着しました。

三が日を過ぎていることもあってか、人出はそこそこ、早速、本殿へお参りに向かいました。

ご 縁がありますよう、みんなで五円玉を投げ入れ、それぞれに願い事をし、参拝しました。本殿より更に奥まで進むと、もう一つの社殿がありまして、ご本尊はその中に鎮座しておられました。とっても立派な!?ご本尊が祀られていました。かなりリアルな造形にみんなは理解!?出来たか否かは疑問ですが。田縣の奥宮の歴史は千年、「これを見て男子はその雄大な形相に益々発奮して仕事に励み」「女人はひそかに伺いみて願いかければ良縁を得る、また子宝に恵まれるとぞ」「商売繁栄には霊験いやちこなり」(*いやちこ=著しい)みんな御利益があるようしっかりお祈りしてきました。すぐ近くのお土産物のお店で、ご本尊を象ったユニークなお土産をそれぞれ買い求めていました、11時半前でしたが参拝を終えた為、すぐ目の前にあるステーキハウスで昼食をとることにしました。

時間が早かった為か、すぐ席に案内していただけ、ハンバーグランチを注文し、セットのサラダバーのお皿がくると早速、我先にとサラダバーに直行!?みんな思い思いにサラダをとり、席に戻ると一心不乱!!昼食タイムの始まりです。メインのハンバーグがくるまで、サラダバーは大賑わいでした。昼食も予定よりも早く済み、時間に余裕があったので、田縣神社の近くの大縣神社にも参拝に向かうことになりました。

 田縣神社は男性の神社、五穀豊穣と国土の発展を祈ったのが起源でした。対する大縣神社は女性の神社(姫の宮)事業繁栄、開運厄除けの守護神として信仰を集めている神社です。

 参拝客はまばらでしたが、鳥居をくぐり奥地にある姫の宮へ、女性の守護神というだけあってか社殿は鮮やかな朱色でした。

本日、2度目の参拝をして、帰路につきました。

今年は田縣神社と大縣神社、2つの神社にお参りできたので、御利益も2倍になることを願いたいものです。    (Y)

今年も思いを書きました

1月5日(月)今日は仕事始め、天気は晴れ。ムーンワーカーで書初めを行いました。

筆を持ち、たっぷりと墨を含ませて半紙に向かうと各々思いを込めて文字を書きはじめました。

書かれた文字はこれから始まる一年の抱負やこの1年に叶えたい夢、好きな言葉等々。文字が刻まれた紙を見てみればそれぞれの作品が声を上げて語っているようです。

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2015年、これからうれしいことや大変なこと、そして当然ながら新たな発見が生まれる であろう1年の始まりの正月にムーンワーカーズ作業所のみんなが集まり元気な顔を見せ合い、それぞれの思いや夢を話し合えた事は今後の励みになることで しょう。その様な機会を得て楽しい1日を過ごした書初め会でした。

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   (Tomo)

年頭所感

動物は、その名の通り、絶えず動いているからこそ生命を維持できます。企業も然り。 現状維持は後退を意味するのです。だから、株式会社ムーンワーカーも常に新しいことを仕掛け、より多くのことに挑み続けなければなりません。「でもそれ は・・・、もしそれが・・・」、そんな話は聞きたくありません。「じゃあ、あなたは私たちの将来を保障してくれるんですか?」なんてね。いつも受身姿勢 で、ルールをかざし、できない理由を並べ、結局何もやらない人たちがあちらこちらにいます。

老齢人口が増える一方で労働人口が減り続ける現状、人からコンクリートへお金を動か し、次世代に莫大な借金を残してしまった日本。当然、福祉に回る国庫金は底をつきかけています。そのため、一部のブレインは、行政と癒着した社会福祉法人 制度を廃止し、この業界に競争原理を取り入れようとしています。その考え方には大賛成ですが、私たちは指をくわえてその時期を待っているわけにはいきませ ん。

そこで、2015年春、一般社団法人コスモスは、尾張旭に就労継続支援A型事業所を開所いたします。A型とは、事業所とその利用者が雇用契約を結び、最低賃金法等の労働法に基づいた仕事を保障しながら就労支援を行うものです。ムーンワーカーズでは、これまでに延べ11名の一般就労を果たしていますが、新事業所においては、その上を目指して職員一同がんばりたいと思います。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

株式会社ムーンワーカー 代表 坂井与志久

2千年 : 46億年 = 14秒

約46億年前に地球が誕生し、約40億年前に生命が誕生した。そして、長い長い進化の年月を経て、約700万年前に人類が誕生した。これらの生物史は現代人の常識である。

ところが、宗教的制約や貧困などにより、それらの常識を知らされる機会がない、すなわ ち教育を受けていない人々がたくさんいることをパキスタンの少女マララさんは世界に訴えた。今なお、世界各地が、そして自らがイスラム過激派によるテロに 脅かされている。敬虔なイスラム教徒であるマララさんは、イスラムの現状をこう語った。「もしわたしがあなたの頭に銃をつきつけて、『イスラム教こそ本物の宗教だ』といったら、誰が信じるでしょう」

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宗教とは本来、人々を幸福にするためのものではないのか。もし、教育の権利や生活の自由を束縛しているものであれば、それは宗教ではない。神が7日間で天地創造をしたという作り話(神話)を信じるか信じないかは自由だ。また、必ずしも知識が幸福を生むとは言い切れない。だが、無知が不幸につながることはたくさんある。

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仮に地球史46億年を一年に置き換えると、ホモ・サピエンス以後の人類史20万年は約二十二分、宗教2000年の歴史は僅か十四秒足らずとなる。365日で数えると、ホモ・サピエンスは12月31日大晦日の午後11時38分に出現し、同日の午後11時59分46秒に宗教が生まれたことになるのだ。そう考えれば人類がいかに小さな存在で、宗教がどれほどあさはかなものかが見えてくる。

そして、生命史40億年を知ったとき、我々の命は限りない奇跡の連続で生まれたことがわかる。だからこそ、命は大切にしなければならない。

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決して多くの知識を得ているとはいえない私たちの施設利用者。彼らが幸せになるために、私たちは何をどこまで教えればよいかを常に考えていかねばならない。                (Sakai)