身土不二を目指して 

身土不二とは、食養の考え方において平たくいうと、
「身体(身)と環境(土)はバラバラではありませんよ(不二)」という意味です。身体は、食べ物を含め、さまざまなものを環境から取り入れています。

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空気、光、音、熱、湿気などなど…。
それほど、環境と身体は密接な関係にあります。
カフェムーンではお昼のお弁当の食材(特に野菜)は近隣で育てられたものをなるべく使用するようにしています。
また昨年から始めた貸し農園において自分達の手で種を蒔き野菜を作る事に力を入れています。
屋 内での作業が苦手な人でも畑作業になると率先して作業をしてくれたり、何も言わず手伝いをしてくれたりと意外と畑作業には興味深々な人が多いのが印象的で した。また自分の家でも野菜を育てている人や過去に学校で実習をした事がある人もいて様々な知識を持っているのも驚きでした。
こうやって自分達で収穫した野菜の味は格別で新鮮さはもちろん、手塩にかけて育てた分スーパーで買ってくる野菜とは一味も二味も違い、余計と美味しく感じるのでしょう。
今年の上半期においてはジャガイモ、トマト、ニンジン、ゴボウがたくさん採れました。お昼御飯用に調理して食べる他、近隣の福祉施設へのお裾分けや、ドライトマトやソースに加工したりして味わいました。

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今後は自分たちで作った野菜を使ったお菓子などを商品作りに取り組んで、バザー等で販売していきたいとみんなで考えています。
夏の暑さに負けて草刈り等がなかなか進まなかった畑作業でしたが、暑さも落ち着き過ごしやすくなってきたのでもうすぐサツマイモが採れるのを楽しみにしながら冬野菜の種蒔きの準備をはじめているこの頃です。
(Taka)

農業祭&バーべキュー大会

4月2日(木)、ちーといさんと合同で「農業祭&バーべキュー大会」が開催されました。前日まで雨が続いたので心配していましたが、曇っていて風が少しあり肌寒く感じたけど、何とか雨も上がり予定通りに始めることができました。朝、職員の小塚さんと畑に行きブルーベリーの肥料とジャガイモの苗を下ろしました。約900坪の畑の向側には桜がほぼ満開の状態で綺麗に咲いていて、花見も出来て最高に気持ちの良い一日でした。

業祭という事で、前回に続いて ちーといの皆さんと一緒に運んで準備しておいたじゃがいも(男爵、メークイン等)やズッキーニ、ブルーベリー、イチゴの苗などを植えました。その後いよいよお楽しみ(僕だけ?)の食事の時間となりました。いくつかのバーベキューコンロの火がなかなか上手くつかず大変でしたが、しばらくすると火も安定してしっかりと焼けるようになりました。シェフの加藤さんの作ってくれたスープもとても美味しく、心も身体も暖まりました。

飲んで食べて、そして話しにも花が咲いて和気藹々と過ごしていました。楽しく過ごせて良かったと思います。肉も野菜も美味しくて最高でした。もう腹いつぱいです。満足した一日でした。ありがとうございました。

 ( 文:ミッチーさん  編集:H )

鍬入れ式 & バーベキュー開催

11月7日(金)に ボランティア団体 ムーンウォーカーズ の主催で執り行われた 鍬入れ式&バーベキュー について書きます。

この時期としてはわりと温かく、よい天気に恵まれました。いつもお世話になっている ちーといの皆さんにもお越しいただき、笑顔が溢れ、笑い声が聞こえる楽しい食事会になりました。

シェフが腕を振るって下さったとん汁、お肉やソーセージ、カボチャや玉ねぎなどの新鮮な野菜などを美味しくいただきました。約九百坪ある広大な土地で耕運機を操り、まさしく幸運祈願になる出来事を体験しました。聞くところによると、前日に届いたばかりの新品の耕耘機だったそうですが、ちーとい の方々が数名運転された後、僕のときにハンドルにある大きなボルトが外れてしまい大騒ぎになりました。エンジンをかけてから10分ほどしか経っていない時のハプニングでした。エンジンを止めて、みんなでボルトを探しました。なつみさんがボルトをみつけてくれましたがナットが見つけられず、耕耘機は使用不能で終了となりました。

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今回、改めて絆の大切さや助け合いの心、それがチームワークにつながっている事が解りたいへん勉強になりました。みんなで力を合わせ後片付けをしながら心が晴ればれとして清々しい気持ちになりました。皆さんと一緒に出来たことに感謝し、ここに「 ありがとう 」を言いたいです。また機会があれば参加したいと思います。  ( 文:ミッチーさん  編集:H )

芋掘り & 食事会

6月26日、今日は朝から好天に恵まれて最高の芋ほり日和となりました。私は、いつもの通りサロンの掃除を済ませた後、八時半頃から芋ほりを始めました。まずサロンの目の前の畑で ジャガイモ と アンデス芋 と ピンクの芋(正式名不明)の掘り出しをして収穫、土をきれいに洗い落したものをサロンの中に運び込み、たくさんの芋をみんなで一生懸命に薄くスライスしました。

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職員、利用者の女性陣&料理好きな男性たち何名かが腕を振るって、その芋にチーズをたっぷりのせたおいしいポテトピザを焼いてくれました。その他に、おいしい採れたてのトウモロコシも出てきたり、サロンの加藤シェフ特製のカレーが出てくる等、大満足な昼食会となりました。とても美味しかったので、是非、また食べたいと思いました。とにかく楽しいイベントで、「余は満足じゃ!」という気分でした。(私は殿様ではありませんが…)外は非常に暑くて、汗が滴り落ちてきて大変だったけれど、みんなの頑張りで楽しく過ごすことが出来ました。

皆さんお疲れ様でした。

(文:ミッチーさん  編集:H)

すくすく育つ野菜たち

アサヒファーム(ほんわか農園)では、9月下旬に種まきをした人参と大根、そして10月上旬に苗を作付けしたキャベツ、白菜、ブロッコリー、水菜、そしてチンゲンサイなど何種類もの野菜たちが元気に育っている。

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間引きをするのも可哀相なぐらいに育っているが、それをしないと大きく育たない、つらいが心を鬼にして抜いている。

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この時期、外での仕事は寒さとの闘いとなる。長時間の野良仕事は非常につらい。人は寒さに負けているようだが畑の野菜たちは負けずに元気いっぱいに育っているようだ。さあー、私たちも”がんじぃ”と一緒にクリスマスの鍋パーティー用の食材の収穫をめざしてがんばるぞ!        (T)

がんじぃの農園自立支援

自分の農園から道具や肥料を提供するなど、これまで無償の精神でほんわか農園に貢献してくれたYさんに、本格的にこの農園をお任せすることになった。そんなわけで、手始めにYさんの農園に残っていた”しそ”を掘り起こし、ほんわか農園に移植した。同様に水溜も掘り起こして移植した。虫がわかないよう蓋付きだ。
さらに道具箱も掘り起こして移植した。疲れたときの腰掛にもなる。
そこで、以後Yさんのことを、植民地解放からインドを独立に導いたガンジーにあやかって、”農園自立の父がんじぃ”と呼ぶことにした。(半分ほんとの話?)

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土に混ぜた苦土石灰も落ち着いた翌週末、今度は醗酵鶏糞を混ぜ、マルチをかぶせてしばらく寝かせることに・・・。
ところでマルチって何?Wikiによるとマルチシートの効果は

・雑草の繁茂を押さえる

・土壌の団粒構造を維持する

・肥料の流亡を防ぐ

・地温の調節

・土壌の跳ね返りを防ぎ、

・収穫物の汚損防止や病害

抑制になる

・土壌からの水分蒸発を抑えるとある。でも、見た目ただの透明ビニールなのだが・・・。さらに、Wikiでは  黒色マルチ 地温上昇に効果があるが、マルチ自身の温度が高くなるため、葉焼けなどが発生しやすくなる。 透明マルチ:地温上昇に効果がある一方、雑草が繁茂しやすい。  色の違いには一長一短あるようです。

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(Sakai)

じゃがいもを掘ったんじゃが・・・

6月14日(木)、快晴の空の下、われら農業・環境部は Asahi Farmのじゃがいも掘り に出発した。実はこの じゃがいも、昨年11月の Chitta いも掘り会 でさつまいも に混ざって出て来て、今年3月中旬まで物置の中に忘れ去られていたものを作付けしたものだ。全部で13個、これを半分に切って植えたのだった。それより作付けした時には収穫できるか不安だったが、無事こんなに大きく立派(?)に(本当は小指の先から握りこぶしくらいの大きさまで・・・)育ってくれたのは毎日の努力のおかげである。

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その日にとれた じゃがいも は約15kg(コンテナに半分程)であった。これを袋詰めして6月23日(土)のバザーにバサーッとならべて販売した。

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(T)

大地に触れることが大地(大事)!!

5月上旬、ようやくAsahi Farm横の農業用水路に待望の水が流れ始めました。「 有難い!これで瀬戸川まで水を汲みに行かなくて済む!!」 そして3月下旬に作付けしたレタス、ブロッコリー、なかなかの出来具合、我ながら感心をして収穫をしました。収穫して空いた所と、もう一本作った畝に「金時芋(さつまいも)」の苗を40本作付けしました。さあ秋になったら芋づるで「金時キャラ」を作る準備は出来た。じゃがいもも大きく葉が茂り立派になってきた。この夏にはどれだけの収穫があるのか楽しみである。前述のレタス、ブロッコリーは5月12日(土)に潮干狩りで取ってきたアサリと共に、みんなの胃袋を満たしました。

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自然の恵みに感謝しつつ、大地に触れる事の大地(大事)さに気付かされる瞬間でもあります。ごちそうさま。

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とっても美味しかった・・・。           (T)

畑がはったけ(ほっとけ)ない状況に・・・

うねった畝も何とか真っ直ぐに、作りに作って な、何と 8本!!

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3月下旬より4月上旬にかけて、2種類の花といろいろな野菜を植えました。現在、花はベゴニア、マリーゴールド、野菜は、タマネギ、じゃがいも、キャベツ、サニーレタス、ブロッコリー、かぼちゃ、ミニトマト、ピーマン、なす、ネギです。最近ですが小松菜とインゲン豆の種まきもしました。これだけの植物(食物?)を育てるのは大変で、水まきだけでも重労働、晴れた日には毎日、近くの瀬戸川へ洗濯・・・ ではなく、水を汲みに行ってもらう人を選択し、ポリタンク2本で3回は往復、ズボンはベタベタ、汗びっしょり・・・それでも美味しい野菜の収穫のために はったけない(ほっとけない)日々が続くでしょう。

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 (T)

畝がうねってしまって・・・

Asahi Farmでは、2月18日、出勤していた利用者・スタッフ合わせて12名で、土造り作業を再度実施しました。当日、天気は良かったものの、非常に冷たく強い風が吹く状態でした。各々スコップや鍬を手に持ち、まず土を掘り返し、肥料の牛糞を撒き混ぜ合わせ、とりあえず、長さ約5mの畝を4本つくることになりました。畝を作り始めると目安になるものが無かったこともありどんどん曲がってしまいました。「まっすぐ作らないとダメだよ! 畝がうねってるよ!!」 なんていう声が飛び交う中、作業開始から1時間程で何とか予定通りの畝が出来上がりました。次回は、残りの畝作りと作付けの予定です。何を作るかは次号以降でご報告します。

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