今朝、ラジオで流れていた話です。
『ネイティブアメリカンのナコタ族には、婿を選ぶ基準というのがあるそうだ。それは、男が狩りから帰って来た時、獲物をまず誰に与えようとするか!である。 自分の家族で独占する男は?・・・ もちろん失格! 好きな女性の家に持っていく?・・・これもダメ! “親を亡くしたり、夫を亡くしたりして、部族の中で一番困っている人に先ず獲物を持って行くかどうか” 父親は、娘に言い寄ってくる男たちの、ただその一点を見極めたという。』
単なる強さではない、その中に併せ持つ思いやりこそが人間の価値だと説いています。
自己中心的大国アメリカは今、彼ら先住民から「本当の偉大さ」を学ぶべきです。
一方、障がい福祉にたずさわる我々にとって、常に肝に銘じておかねばならない厳しさであり優しさだと思います。また一方、利用者にも教えなければなりません。“世の中には自分よりも弱い立場の人がいる” ということを。 “んナコタあ 知らねえ”なんて“だアメリカン”!?
一丁前に私も一女一男の父親です。もう何年も生活を共にしてはいませんが、いざその時が来たなら、娘にも息子にも、この話を伝えなければなりません、出来るだけネイティブに。
(Sakai)