今年もクリスマス会楽しかったよ~

今年もこの時期がやって来ました。ムーンワーカーズでも恒例となってきたクリスマス会を行いました。12/14(土)、21(土)でクリスマス会の準備、23(月)にクリスマス会という流れでした。14(土)の準備では、クリスマスカードとリース作りをしました。クリスマスカードの絵柄や色を選び、それぞれ素敵なクリスマスカードが出来上がりました。リース作りも思っていたより簡単で、みんな綺麗な作品が完成しました。

21日、サロンでは、クリスマスツリーの飾り付けをしました。14日に作ったリースや、折り紙、ベルなどをツリーに付けていき、綺麗なツリーが完成しました。ワーカーズでは、ケーキ以外のサイドメニューの下ごしらえをしました。

そして23日、利用者みんなが ずっと楽しみにしてきたクリスマス会がムーンワーカーズサロンで開催されました。

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当日は朝から、みんな(職員も含む)のテンションも高く、まずは2つのグループに分かれてケーキ作りからスタートです。みんなが頑張ってデコレーションしたオリジナルクリスマスケーキは見栄え良く完成しました。ケーキに立てたローソクに点火し、聖歌を合唱し、社長の乾杯の音頭のあとクリスマス会が始まりました。サロンのシェフによるオードブルやピッツア、フライドチキン、なぜか五平餅等など美味しそうな料理が次々と出てくると「今日は食べるのに専念する!」と宣言する利用者もチラホラと・・・。

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会話に花を咲かせたり、サンタクロースの衣装を着て撮影したりと、各々楽しんでいる様子。お腹もある程度満たされたところでカラオケタイムとなり、皆さん自分の好きな歌を次々と熱唱していました。中でも来年から入所予定の カズキ君 の実にシブイ選曲には皆、驚かされました。

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あっという間に時間は過ぎ、とても楽しいクリスマス会はお開きとなりました。

 (原文:R & M  編集:H)

“Imagine”

▽12月8日はジョンレノンの命日。“Imagine there’s no Heaven(想像しなさい、天国なんて無いんだと)♪ で始まる名曲 “Imagine” には彼の思想が凝縮している。続く歌詞中にNothing to kill or die for(殺す理由や死ぬ理由も無い)やNo need for greed or hunger(物欲や飢える必要も無い)と反戦を色濃く出していることから、映画「キリングフィールド」のエンディングテーマに使われたことを記憶している方も多いだろう。また、No countries(国家も無い)やNo possessions(所有も無い)と唄う反保守的な表現から共産主義者と疑われ、FBIに目をつけられていた話は有名だ。さらには、No religion(宗教も無い)のフレーズが示すように “キリスト教は消滅する”と実際に発言してローマ教皇の反感をかったこともあった。

▽これだけ”No”を連発する歌詞にもかかわらず、世界中の大多数に支持されたのはなぜだろうか。それは、この唄には否定をまるごと包み込む大きな想いがあるからだと思う。

Imagine all the people (想像しなさい、みんなが)
Sharing all the world (世界を分かち合うって)
You may say I’m a dreamer (僕のことを夢追人だと言うかも知れない)
But I’m not the only one (だけど僕はたった一人じゃない)
I hope someday you’ll join us (いつか君も僕たちに加わって)
And the world will live as one (そして世界はきっと一つになる)

▽そこには、イデオロギーも偏屈なアナーキズムもない。ただ平和を愛する一個人の想いがあるだけだ。それを哲学や宗教と仰ぐ人がいても何ら不思議はない。それはレノン教?ある意味バイブルと言えなくもない。

▽もしも天国のジョンレノンが今の日本を見下ろしたならば “特定秘密保護法? 防空識別圏? 小さいよ、全くバカバカしい” そんなふうにつぶやくに違いない。どこの国も縄張り意識において大差はない。そして、国家(政府)は国民を縛りつけようとする。国民はそんな国家の勝手に愛想を尽かす。Peopleは、人を愛せても国を愛せなくなっているのだ。

▽ちなみに「君が代」には何の興味も愛着もない私だけに、“Imagine”が国歌ならぬ人類歌として唄われる日を待ち望んでいる。

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 (Sakai)