今回は「ちょっとね!インタビュー」です(笑)
けんじクンが森林公園を卒業してめでたくゴルフ場に就職してから、約3ヵ月後のこと、その友人であるひできクンが森林公園にやってきた。彼は、それまで瀬戸市の自動車整備工場に勤務していたのだが、自動車に触ることは稀で、日々敷地内の草刈をやっていたのだという。草刈も飽きてきた頃に、私(Y)は彼を森林公園に誘った。
Y: 「 どうだ、ヒデキ、側溝洗隊ドブレンジャーは
キツイだろう。」
H: 「 まあ、ちょっとね!でも、たいしたことないね。」
彼は、相変わらずのお調子者である。そして、3時間後…。
Y: 「 なんだ、もうバテたのか?」
H: 「 まあ、ちょっとね!ふぃー。」
実は、側溝清掃こそ森林公園の仕事、最難関なのだった。
そして、3日後…。
Y: 「 おーい、ヒデキ、わしより先に一服するなよ。」
H: 「 へへっ、まあ、ちょっとね!…。」
彼は、昔から要領のいいやつだった。そして、2ヵ月後…。
森林公園管理A社の社長から電話が入った。
社長「 ヒデキは、ようやってくれて助かっとるが、もう一人
相棒になるような人はおらんか?できりゃ、ケンジ
みたいにちょっと賢いのを…」
すると、電話の向こうでこんな声が…
H: 「 おれは、ケンジよりちょっと頭いいね!どぉ社長?」
態度のデカさも昔と変わっていない。だけど、ちょっといいやつなのです。 (Yosaku)