側溝洗隊ドブレンジャーだ!?

森林公園の奥深く、秋に散在した膨大な落葉をやっとこさ片付け終わった頃、我々は次なるターゲット「側溝」の攻略に着手したのだった。速攻で戦場に向かうがごとく側溝を洗浄する我がチームのことを、人は「側溝洗隊ドブレンジャー」と呼んだかどうかは定かではない・・・?な~んてネ。ようはドブ掃除って訳です。

だが、ドブレンジャーの任務をあなどってはいけない。 “大丈夫か青レンジャー(ヒロくん)?” “茶レンジャー(ケンジ)こそがんばって!” “敵は己自身にあり・・・己の中でも腰の部分が・・・痛ぇーっ、あとはお前たちに任したぞ!(おやじ洗隊長)”

こんな風にレンジャーたちは、お互いを励ましながらも任務の押付け合いをしたのだった。“だって、今までで一番しんどいもんね”

最後にBefore and Afterで成果のほんの一部をご覧いただいて、洗隊任務完了報告書とさせていただく。        (S)

<写真左:着手前>                                         <写真右:完了>

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アインシュタインはアスペルガー症候群だった?

▽ 20世紀最大の天才といわれた物理学者アインシュタインは135年前の3月14日に生まれた。既存物理学の絶対的理論であったニュートン力学を180°ひっくり返す相対性理論を打ち立てたことはあまりにも有名だが、幼少の頃は言語に障害があったせいで周囲とのコミュニケーションがほとんど図れなかったという。また、文字記号認識障害のため、生涯、“R”を鏡文字で書いたともいわれている。その一方で、小学生の年齢でユークリッド幾何学や微分・積分を独学で習得するという驚異の数学的才能を発揮した。

▽ それらの事象から「アインシュタインはアスペルガー症候群だった。」といわれているが、私はそうは思わない。確かに興味ある分野のみ熱中する傾向はあったと思われるも、人並みに仕事に就き悩み挫折し、結婚し子供をもうけ、ヴァイオリンを習いモーツアルトの音楽を愛した。ただ、人より少し右脳左脳を多く使い、人とは少しずれた思考回路を持っていただけだ。そう思わないと、世にいう天才はすべてアスペルガーとなってしまうし、何より我々凡人は夢も希望もなくなってしまうからだ。

▽ そんな天才物理学者が残した名言の中で特に心魅かれるのは、「人が恋に落ちてしまうのは重力のせいではない。」 ウィットに富んだ人間アインシュタインならではの一言である。そして、20世紀もう一人の天才、喜劇王チャップリンは本人を前にこう語った。「私の人気は、誰もが私を理解できるからです。ところがアインシュタインさん、あなたの人気は、誰もがあなたを理解できないからです。」        (Sakai)

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人生、守りに入ったらおしまいだ!

▽ 家族、財産、地位、会社、顧客・・・。人生の折り返し地点を過ぎた頃から守るものが増えてくる。社会生活の中で得てきたもの、それはそれで一生懸命守らなければならない。

▽ しかし、人生そのものを守りに入ることは、社会人としていかがなものか。「リスクを背負うことなく、日々、決められたことだけを無難にこなす人。常に安定を求めて体制派の傘の下にいる人。日和見主義というか世渡り上手というか、それ自体が悪いわけではないが、一言でいえば平凡でつまらない人生である。ストレスはないけれど達成感もない寂しい人生である。保身ゆえに小さな責任も回避したがるずるい人生である」と粋がるのは簡単だ。

▽ だが、そう思う自分自身が保身に陥ってはいないかと時々不安になる。「福祉を隠れ蓑に、綺麗ごとだけ並べて臭いものに蓋をするような卑怯なことをしていないだろうか」と。

▽一方で、老いてなお人生を戦い続けている人がいる。「人生、守りに入ったらおしまいだ」といいつつ、会社と、役所と、そして世の中と必死に戦っている人たち。なぜそこまで戦うか。それは従業員の生活を、障害者の自立を、世界の平和を守るためだという。

▽人生を守る人と戦う人の根本的な違いは、自分を守るか、他人を守るかである。他人の人生を守るために戦う姿は美しく、福祉に関わるものにとっての模範となる。ただし、戦う相手は自分より弱者であってはならいということを肝に銘じつつ、これからの人生を歩みたい。

さて、お役人とすったもんだした末に、いよいよ「カフェムーン」を開業することになった。一人でも多くの利用者の自立につなげ、その人生を守るため日夜がんばろうと思う。 (Sakai)

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ちょっと一言インタビュー

さて、今回登場してもらうのは、昨年12月に体験通所し、今年1月からムーンワーカーズの一員となった「かずきくん」です。

Q.探し物、ではなくて好きなことは何ですか?

A.車のカタログを見るのが好きです。

あとは歌を歌うのも好きです。

Q.どんな歌が好きですか?

. ジュディオングの「魅せられて」!

と即答してくれました。ちなみに彼はまだ20代前半です。

昨年のクリスマス会では、この歌とともに「泳げ! たいやき君」などを熱唱してくれました。

家が近いので、普段は自転車で、いろんなカタログを持って作業所に元気よくやってくるかずき君、今日も頑張っています。 (M)

新年は もちつき大会から

2014年の幕開けは、僕らの楽しみにしていたもちつき大会からはじまりました。お馴染みの ちーといさん と合同で行われ、我がムーンワーカーズ作業所のメンバーもほとんどの人達が参加となりました。

準備の都合で開始まで少し待ちがあったので、その時間を利用し、ちーといさんの近くにある渋川神社に歩いて初詣に行くことになりました。みんなと一緒に参拝出来てよかったです。

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参拝を済ませ会場に戻ってくると、いよいよもちつき大会の始まりです。順番にもちをつかせてもらうことになり、すぐに僕の番となりました。今年一年のみんなの健康と安全、開運を願いつつ杵を振りました。みんなが頑張ってつきあげたもちは いちご大福、豆もち、おしるこや雑煮に姿を変えていきました。みんなで楽しく話しをしながら美味しく頂きました。そしてもちつき大会も無事におわりました。ありがとうございました。

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 (本文:ミッチーさん  編集:H)

今年のみんなのホース(抱負)は?

今年は午年、昨年とは違って、「書初め」が今年2番目の行事となったムーンワーカーズの新年。今年も利用者、スタッフみんなが抱負や好きな言葉等を自由に書きました。「練習だから…」と、大量に書いた人がいたような…? 書き終わった人からお気に入りの一枚を選んで壁に張り出すと、なかなか味のある文字が勢ぞろい。

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“新しい仕事がしたい” と言う切実な願いもあれば、“ウルトラの父”というヒーローになりたい人(?)など、各人の抱負には今年にかける熱い思いがいっぱい詰まっています。

今年も一年宜しくお願いします。

月乃仕事人達作業所 一同

障害者御用達 「月夜の店」

▽ 一昨年に障害者虐待防止法が施行され、権利擁護とセットにして障害者の心身を守ろうとする声が高まってきた。喜ばしいことである。だが、その反面で見過ごされているのが障害者の犯罪ではないだろうか。軽微な例では「窃盗」や「暴行」、すこし進んだ例では「援助交際」で女が稼いだ金を男が「カツアゲ」、さらに女は身篭った子どもをトイレに産み捨てるという「殺人」すれすれの事件だ。これらはいずれも身近で起きているが、障害福祉の経験浅い私などは氷山の一角を見たに過ぎないのであろう。

▽ 近年の矯正統計年表によれば、新規受刑者の30%近くはIQ69以下の知的障害者によって占められている。さらに自閉症や精神障害等も含むグレーゾーンに範囲を拡げると、IQ79以下の障害者が占める割合は実に50%にもなるという。では、犯罪に至った理由とは何だったのか。最多の約4割を占めたのが「貧困・生活苦」であった。

▽ そこから見えてくる我々にできることとは、犯罪のbefore、afterを問わず彼らを経済的に自立させること、即ち就労支援ではないか。とりわけ、前述した援助交際の事例を勘案すると、支援中に性欲を暴走させないような工夫が必要だ。先人の話によると、その事業所では月に2回、ヘルスやソープランドへ連れて行く利用者がいるという。障害者だからといって性欲が減るわけではない、むしろ本能の制御が難しい障害者だからこそそういった支援が必要なのである。だからといって、いきなりヘルスなどの風俗を営業することは、周囲の目が許さない。

▽ そこで、まずは街角にたむろする夜行性障害者たちを引き付けておく場所を創る。彼女らが従業員として働くことができ、同時に彼らが客として利用できる「障害者御用達の月夜の店」。さしあたり、それをキャバクラと呼ぶならそれでよし。男女入替わってホストクラブもいい。風俗が福祉と融合する日は、そう遠くないと信じている。

▽ 周囲にはあえて説明をしてこなかった社名「ムーンワーカー」であるが、2014年、今まさに「月乃仕事人」として障害者の夜を支援しようとしている。                               (Sakai)

逆風満帆 月に吠えろ

昨年の就労支援を振り返ってみました。1月に尾張旭市シルバー人材センターが一億円余りの官公需を独占受注していることを知り、そのうち少しでも障害者の仕事に回せないかと幾度も役所に通い、市議会には嘆願書を上げ、4月に施行された障害者優先調達推進法を追い風にとセミナーを開催し、草刈等の実践に備えてボランティア組織を立ち上げ、そんなこんなで夏も終わりかけた頃、ようやく同市施設および公園の草取り作業を受注したものの、シルバー人材受注量の300分の1にも充たない金額でした。 “福祉に競争原理を!

また、7月に取得した店舗物件が市街化調整区域のためすぐに使えないと判り、要領を得ない役人の対応に何度も県庁舎の机をたたき、ようやく用途変更の許可が下りたのが12月に入ってからと、結局、開業計画は一からやり直しとなりました。 “空白の5ヶ月を返せ!!

一方で、生活支援については延べ5人もの入院者が出てしまい、職員は何日も病院付き添いを余儀なくされました。仕事も生活も順風満帆とは行かないものですね。さながら逆風を果敢に突き進む帆船にいるような境遇を噛み締めつつ、“それがどうした?世の中そんなもんでしょ”と、必要以上に逆らわず適当に受け流してきました。

そんな中で3度目の正月を迎えたムーンワーカーズとヘルパーズは、職員数が9名となり、利用者数も20名を超えました。さすがに、逆風を適当に受け流すだけでは前へ進めない人数です。官公需で得るものは得て、月夜も営業する店をオープンして、利用者の自立のためにここぞという時には戦わねばなりません。“やられたらやり返す、倍返し”の精神が必要となる時期なのです。

2014年 正月に吠える

株式会社ムーンワーカー 代表 坂井与志久

Back to the furniture Vol.1

元家具職人の酒井田与作が、「CarとCagの融合」略して「カカグ融合」の世界へいざなう新企画! 名付けて“バックトゥザ・ファニチャー”訳して“家具に戻れー”何のこっちゃぁ~! ?

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ということで、第1回は、あの世界の高級車をモチーフにした

Nercedes-Bench(寝る背ですベンチ)です。

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不定期連載いたします。  (Yosaku)

今年もクリスマス会楽しかったよ~

今年もこの時期がやって来ました。ムーンワーカーズでも恒例となってきたクリスマス会を行いました。12/14(土)、21(土)でクリスマス会の準備、23(月)にクリスマス会という流れでした。14(土)の準備では、クリスマスカードとリース作りをしました。クリスマスカードの絵柄や色を選び、それぞれ素敵なクリスマスカードが出来上がりました。リース作りも思っていたより簡単で、みんな綺麗な作品が完成しました。

21日、サロンでは、クリスマスツリーの飾り付けをしました。14日に作ったリースや、折り紙、ベルなどをツリーに付けていき、綺麗なツリーが完成しました。ワーカーズでは、ケーキ以外のサイドメニューの下ごしらえをしました。

そして23日、利用者みんなが ずっと楽しみにしてきたクリスマス会がムーンワーカーズサロンで開催されました。

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当日は朝から、みんな(職員も含む)のテンションも高く、まずは2つのグループに分かれてケーキ作りからスタートです。みんなが頑張ってデコレーションしたオリジナルクリスマスケーキは見栄え良く完成しました。ケーキに立てたローソクに点火し、聖歌を合唱し、社長の乾杯の音頭のあとクリスマス会が始まりました。サロンのシェフによるオードブルやピッツア、フライドチキン、なぜか五平餅等など美味しそうな料理が次々と出てくると「今日は食べるのに専念する!」と宣言する利用者もチラホラと・・・。

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会話に花を咲かせたり、サンタクロースの衣装を着て撮影したりと、各々楽しんでいる様子。お腹もある程度満たされたところでカラオケタイムとなり、皆さん自分の好きな歌を次々と熱唱していました。中でも来年から入所予定の カズキ君 の実にシブイ選曲には皆、驚かされました。

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あっという間に時間は過ぎ、とても楽しいクリスマス会はお開きとなりました。

 (原文:R & M  編集:H)