ノベルティ工房 その後・・・

昨年12月、2度にわたって瀬戸ノベルティ工房へ体験におじゃましました。

1回目はサンタの形になった「いこみ」の体験、これは石膏でかたどったサンタクロースの人型に長石と石膏を合わせて液体状にしたものを流し込む作業です。その後、あらかじめ出来上がっていた物へ色づけです。各々、絵の具を使って斬新なサンタに仕上げました。2度目はツリーとベルをかたどった皿の絵付けをしました。それにはヒイラギを象った凹凸があったのですが、それを無視した絵柄を描く人、それに忠実に描く人とそれぞれでした。年内最後の記念になるオリジナリティーあふれる作品になりました。

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年頭所感

安倍新政権が掲げる経済政策、いわゆるアベノミクスに期待を寄せる国民は多くいます。しかし、一部の国民は初っ端から失望しています。私は後者の一人です。なぜなら、この政策は、“金融緩和の名のもと、がんがんお金を印刷しちゃおう、そして、国土強靭化計画の名のもと、高速道路や箱物にじゃんじゃんお金を使っちゃおう。”という短絡的発想でしかないからです。

 考えてもみてください。かつての自民党政権下で、金融緩和と無駄な公共事業を繰返してきた結果、現在の1,000兆円を超える財政赤字があるのです。しかも、バブル崩壊後のこれらの政策が日本経済にプラスの成果をもたらしたでしょうか?つまり、アベノミクスの中身は過去の繰り返しに過ぎず、目先の景気上昇の代償に次世代に莫大なツケを残す愚策ではありませんか。原発、既得権益、天下り、消えた年金、役人天国、財政赤字・・・何一つ解決しませんよね。

 そこで、対案として“ムーノミクス(Moonomics)”なるものを独自に考えました。福祉とモノづくりを地域につなぐムーノミクスには、三つの成長ならぬ“循環戦略”があります。

<その1> 持続可能な循環型商品開発

採っても減ることのない植物で作った MoonBall(苔玉)など、無から有を産み出す発想で商品開発する。

<その2> 循環型エネルギーの有効活用

使っても減ることのない自然エネルギー。ソーラーパネルや小水力発電を使ってIT機器を安定作動させることに挑戦する。

<その3> 地下資源から地域資源へ

地域資源とは、企業、学校、病院、福祉施設、行政機関等とそれらに関わる人々。それらを出来るだけ結びつけることで新たな仕事が生まれ、地域共有の財産として次世代へ循環させていく。

 ・・・という具合に、世を憂いたり明日の作業所を考えたりできるのも正月休みくらいです。

 昨年11月には、居宅介護事業所ムーンヘルパーズを立ち上げて大所帯となったムーンワーカーズ作業所。同月にめでたく2名が一般就職して、まもなく新たに2名が加わり現在の利用者数は17名となります。そして、おかげさまで2度目の正月を迎え、4日からは利用者が巻き起こす珍事?に一喜一憂する日々が始まります。

 本年もどうか宜しくお願い申し上げます。

2013年元旦       株式会社ムーンワーカー

代表 坂井与志久

ちょっと一言インタビュー

ちょっと一言インタビュー  

今回お話をしてくれたのは、ほんわか通信 第4号 での登場に続き2度目のインタビューとなった通称〝なっちゃん〟こと「なつみさん」笑顔のすてきな23歳です。

当作業所より初めての一般就職となった2名の中のひとりなのです。

ほんわか 第16号でも紹介しましたが、昨年11月の就職以来 毎日トイレ床、階段の掃除をこなし、手が空けば売り場の枕やふとん等の商品の陳列整理、年末・年始には大勢の買い物客の押し寄せる中、休みもなくたいへん忙しい日々を過ごしていた様です。

就職してから2カ月が過ぎましたが、今年になって、お客様から1度、服装の事で注意をされたことがあって落ち込んだそうですが、スタッフの方々の慰めや、彼女の持ち前の明るさもあって立ち直りも早く、いわゆる「5月病」にもならず、お店の雰囲気も少しずつ慣れ「仕事が楽しいです」と言ってくれました。

彼女は、若干 時間にルーズなところがあるので、店長さんより「遅刻はしないように」と注意を受けたそうです。

最後に 本人より「これからもやっていく自信はあります」との宣言がありました。私たちスタッフにとって何よりもの喜びであります。応援しています。

私たちは1人でも多く後に続く人が出るよう頑張るし、就職後も可能な限りサポートしていきます。           (T

クリスマス会は ゆっクリスィマスかい!?

“お年寄りに喜んでもらいたい”という思いを胸にムーンワーカーズ利用者4名は、小牧老人福祉センター「野口の郷」開催のクリスマス会におじゃました。我らミニ訪問団、今回の親善大使は、スピードお絵描きでおなじみとなった“はるちゃん”とその仲間たちだ。

受付コーナーに似顔絵サンプルと順番予約表を置いて、“さあ、10時から始めますよ~”と準備もおぼつかぬ中、“どれ、一つお願いできますか”とお姉さん(若めのおばあさん)が はるちゃんの対面に腰かけた。と、みるみる絵が出来上がり “あらっ、こんな可愛く描いてくれてありがとっ”と乙女の恥じらい?を見せてくれたところに 周囲からは“いやぁ、見た目そのままですよ”な~んてね…。 こんなお世辞まじり会話が次々と人を呼び、気が付くと長蛇ならぬ長寿の列。そこで仲間たちが登場、“さあ、お待ちの方、こちらにお座りくださ~い。肩揉みしますよ~”脇役ながら彼らもしっかり仕事をしてくれた。

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こんな具合に、ようやく予約表もいっぱいに時が過ぎること約1時間半、なんと描いた似顔絵は40枚以上!  2分半で一人を描くそのスピード、質を落とさず描き続けるその集中力、手前味噌ではあるが我がムーンワーカーズの月星(ムーンスター)ともいえる彼女を心から褒めてあげた。ただ、来年からは“クリスマス会くらいは、ゆっクリスィマスかい?” 一方、館の職員さんたちは、ケーキやコーヒー、カラオケに抽選会まで朝からサンタの格好をしてやりクリスィマス、“ほんとに「サンタ苦労す」でしたね、最後にぼくたちが肩を揉みますよ”と我が仲間たち。そこで一つ、思いがけない発見があったのは“肩揉み”だ。障がいを持つ彼らよりも私のほうが年齢が近いにもかかわらず、彼らにだけ安心して肩を揉ませてくれるお年寄りたち。“老いることは限りなく障がい者に近づくことだ”と聞いてはいたがそういうことなのか。

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ならばこの先、彼らを率いてお年寄りへの訪問行脚を続けるしかない! と決意をあらたにした一日だった。

ムーンワーカーズ第2回クリスマス会

12月24日、今日は待ちに待ったクリスマス会、あっれぇ~~?

昨年も同じ様な事を言っていた様な・・・ 今回はダンボール製ではなく誰かさんが寄付してくれた本格的なクリスマス・ツリー。飾りつけが少し寂しかったが、私が持参した折り紙が役に立ち何とか様になった。

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2日前に職員Kさんが仕込んでおいてくれた おでん は、程良く味がしみ込んでとても美味しかった。1升炊いた ごはん と たくさん揃えた具とでつくる手巻き寿司も完璧になくなってしまった。その食べっぷり は昨年をはるかに凌ぎ、恐ろしさすら感じるほどだった。その後、朝一で作っておいたケーキ、やはりデザートは「別腹」とあって、こちらも あっ という間に消えてしまった。

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さすが この作業所「食の進化」と言うか「人類の進化」(?)を考えさせられる1日であった。                (T)

すくすく育つ野菜たち

アサヒファーム(ほんわか農園)では、9月下旬に種まきをした人参と大根、そして10月上旬に苗を作付けしたキャベツ、白菜、ブロッコリー、水菜、そしてチンゲンサイなど何種類もの野菜たちが元気に育っている。

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間引きをするのも可哀相なぐらいに育っているが、それをしないと大きく育たない、つらいが心を鬼にして抜いている。

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この時期、外での仕事は寒さとの闘いとなる。長時間の野良仕事は非常につらい。人は寒さに負けているようだが畑の野菜たちは負けずに元気いっぱいに育っているようだ。さあー、私たちも”がんじぃ”と一緒にクリスマスの鍋パーティー用の食材の収穫をめざしてがんばるぞ!        (T)

瀬戸ノベルティを述べるには・・・?

私が「セト・ノベルティ」なるものを知ったのは、昨年秋のTV東京「なんでも鑑定団」でした。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kaiun_db/otakara/20110927/02.html

「ジャパンマイセン」とも呼ばれる名工の技術が、こんな身近にあったなんて・・・と驚き、そのうち見に行かなきゃと思いつつも、すっかり忘れていました。

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写真:http://www.845.fm/daily-sanq/?p=5312 より     ところが、 11月17日、利用者レクで偶然にも訪れたのが、瀬戸市「ノベルティこども創造館」でした。中に入るまでは、ノベルティグッズの工作体験程度に考えていましたが、”あれぇー、あのときの・・・?” と、1年前のTV放送を思い出すや、”おおっ、やはりあのときの!” と、ウィンドウに並ぶ時価数百万円の名品に、しばし目を奪われたのでした。 さて、今回の目的は利用者の土いじり体験です。そして、テーマはクリスマスツリー☆ 驚きは、講師の松平先生。なんとっ、この道57年の職人さん、いやマイスター、いや 大名人なのでした。

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出来上がったモノは、木の台座を付けて持ち帰ることが出来ます。みんな、無我夢中! モノづくり体験は楽しい!また、みんなで来ようと思います。
セト・ノベルティを述べるてぃ(・・)は、せっ瀬戸(・・)、通わなければなりませんから・・・。                    (Sakai)

11月11日のいい日旅立ち

ムーンワーカーズ作業所が開所して1年と3ヶ月が過ぎた11月初旬、初めての一般就職が決まりました。それも同時に2名です。しかも就職先は一部上場の大手H.C.です。

そんなわけで、契約日当日の朝、入学式を迎える親のように心舞い上がっていた私は、いささか緊張の色を隠せない“かつくん”と天然性お気楽症候群の“なっちゃん”の2名を連れて開店準備中の現場に向かったのですが・・・。

“それにしても入口はどこ?” “ふふんっ??”

やっと中に入ってホッと一息。 2週間前の面接官だった店長さんじきじきに、今日の契約を担当してくださったのです。“えー、この度はどうも・・・。” “えー、その節はどうも・・・。” てな具合に、ふと携帯の時計を見れば11月11日11時11分という見事な一並び! “こりゃあ今日は縁起のいい日になりましたねぇ、店長!”と無事契約完了でした。二人とも本当におめでとう!! そして、そもそも1名の求人枠で2名採っていただいた太っ腹店長に心より感謝申し上げます。さすが “お値段以上♪” でもひょっとして○○○さんだけに1席2(・)採り(・・)(1石2鳥)? ありがとうございました。

追記

さてその後、月末オープンに向けて、ムーンワーカーズ切っての指導員スギちゃん(一応女性)のもとで猛特訓が始まった。報告によると “自分で入った掃除用具庫から出られなくなった かつくん” “5Lサイズのシャツと7Lのズボンをしても、はみ出ちゃった なっちゃん の背中”など、ドタバタ珍喜劇のネタが尽きないようだ。

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スギちゃん曰く “この新人たちはワイルドだぜぇ~!?” ご近隣の皆さん、ムーンワーカーズ卒業生の2名を、どうか暖かく見守ってあげてください。                (Sakai)

ふれあいのスポーツ広場 豊田大会に参加

11月10日(土)トヨタスポーツセンター第一体育館に於いて、『 ナイスハート ふれあいのスポーツ広場 豊田大会 』が開催されました。〝障害のあるなしに関わらず、誰もが楽しむ事の出来るスポーツ大会 〟ということで、私たちは白組 ハートBチーム で参加させていただきました。第一競技の「ロープ送り」では2戦ともに1位、第2競技の「風船バレー」では力及ばず惜しくも初戦敗退、第3競技の「大玉転がし」ではまたまたぶっちぎりの1位と、午前の競技は絶好調でした。

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昼食後のアトラクションとして 桂扇生 さんの落語、花仙 ちゃんの和傘による太神楽、そして色鮮やかな衣装に身を包んだ プロの先生 たちの社交ダンス、そして私たちも手をつなぎ輪になってのダンスタイムとなりました。午後からの競技は「ご当地ゲーム」「均ボールリレー」と続き、あっという間に最後競技の「巨大オセロ」となりました。表面が白、裏面が赤の フリスビー が100枚以上並べてあり「オセロ」をするのですが、ルールがよく解りません。その時 職員Hから「 オセロのやり方をオセ~ロ! 」の一発が飛び出し、さらに「 紅組はアカくしないとあかん、白組はシロくしろ! 」のギャグに続き競技開始の号令、皆一丸となって白の面にめくりかえしましたが、わずかの差で 赤組 に負けてしまいました。U君は 悔しさのあまり床に頭をつけて泣いてしまいました。全競技終了後の みんなで歌おう で、SMAPの「 世界に一つだけの花 」の大合唱になったとき、U君は輪の中心で得意のダンスで ヒーロー となりました。

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大満足の時間を過ごし、楽しい1日は閉幕しました。自動車総連、仙台大学、スタッフ及び関係者の皆様お疲れ様でした。そしてありがとうございました、また次回も参加させていただければ嬉しいです。                   (T)

ストレス+ソーラーエネルギー → ソーランダンス+H2O

ムーンワーカーズ芸能体育部では、今年の春に入った利用者を中心に ”ソーランダンス” を始めることになった。
 そもそもは、”日頃の内職作業からくるストレスの発散を考えねば”・・・だった。 だが、表に飛び出したと思ったらいきなり手を広げ、無限に降り注ぐ太陽エネルギーを全身で吸収しようとしている彼らを見たとき、こう思った。”有り余ったエネルギーの有効利用をしよう!”・・・と、一転ポジティブな解釈に切換えたのである。
そこで、ひらめいた「新エネルギー保存の法則」とは
化学式 : ストレス+ソーラーエネルギー → ソーランダンス+H2O(汗)

先生は、みどりちゃん母のご紹介で、きくこマッキーさんにお願いをした。

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10月12日、先生に来ていただいて第1回目の練習を行い、15日から朝のラジオ体操をソーランダンスに切り替え、厳しい特訓の日々が始まったのである。

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通しでは無理だろうという事で、いくつかのパートに分けて踊り始めたのだが、テレビの画面を観ながら練習をしていると左右が逆になってしまうことが分かったので、芸能体育部担当の 職員H が、夜な夜な自宅で秘密特訓を行い振り付けを覚え、みんなの前に立って同じ側の手足を動かすことにしたら、どうにかみんなの振りが同じになってきた。
 さてさて、芸能祭が待ち遠しい・・・かもネ・・・。

 (Sakai)